サラリーマンは楽ってホント?しんどいと思うあなたに贈る3つの利点

・サラリーマンって残業や休日出勤が多くて大変だ!
・うざい上司のいない仕事っていいな!
・俺はラーメンが好きだから将来ラーメン屋をしたいな!

サラリーマン生活の中でサラリーマンである自分がしんどいと思っている方はかなり多いです。

反面、サラリーマンは楽だ!という意見も多いです。

自分の仕事がものすごく重責で、ストレスをためてしまったり、残業や休日出勤ばっかりで嫌気がさすケースは非常に多いです

サラリーマン生活20年以上経験し、仕事について悩んでいたときに筆者が気が付いた3つの利点を考えるようになってから、もうサラリーマンであることで悩むことはなくなりました。

しかしそれまでの18年間は、仕事に行くことがつらくて、行きたくないことがしょっちゅうある状況でした。

まじで今日から行かんとこかな・・・。と悩んだこともありました。

上司「明日、悪いけど休日出勤してくれるか」(ツムツムをしながらつぶやく上司)

私「えっ、明日子供と遊園地行く予定なんですけど」

上司「社長主催の取引先の接待やぞ!」

私「はい、わかりました。(絶対いやだよな)」

※サラリーマンでは同じような悩みをお持ちの方も多いと思います。

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そこでこの記事では、サラリーマン人生に不安を感じた際に、どのようにモチベーションを維持できるかといざという時のための対策を徹底的に解説します。

この記事を読めば私のように「サラリーマンって楽」って言われてるけどホントにこんなに過酷なのに楽なの?という疑問が解決します。

あわせて読みたい サラリーマンのあなたの仕事がオワコンになる時、何ものこらない…。は青字をクリックください。

サラリーマンもフリーランスも肉体的にも精神的にも過酷な人は過酷だし、過酷でない人は過酷ではありません。

楽であるというのは信用があったり、身分が保証されていたり、(営業、経理など)区分けがきっちりあるので、すべての業務をする必要がないという点で楽であるということです。

以下にくわしく述べていきます。

先に言っておくと、ラーメン屋さんは1年以内で4割が廃業、1年以上2年以内で3割が廃業。

実に7割が2年以内に廃業しています。

ラーメンがすきなだけでの安易な脱サラはやめておきましょう。

利点①サラリーマンは企業の看板で簡単に新入社員でも大きなビジネスができる

サラリーマンは気づいていないかもしれないけど、間違いなく恵まれています。

過去の先輩たちの努力の結晶の信用をいきなり利用できる

営業をするのに企業の看板を背負っていれば、取引先が決まっていたり、たとえ飛び込み営業でも、話を聞いてくれる人は一定数います。

それは過去の先輩たちの努力で開拓してきた結果であったり、CMの宣伝で知名度があったりすることで商品を購入してくれることが前提で話をすることができたりします。

そう考えると「サラリーマンって楽だなあ」って思いますよね。

営業しても話も聞いてもらえないフリーランスから見たら・・・。天国ですね。

俺だからこの仕事を取れたと自慢する中年サラリーマンの悲哀

よく会社で自慢ばっかりする人ってどこにでもいますよね。

そんな人もきっと会社の名刺なしで大きな仕事はとれないです。

個人でインターホンを押して販売してみよう

例えばあなたが今から近所の家のインターホンを押して、100円のポテトチップスを20個売ってみてください。

「このポテトチップス僕が精魂込めて揚げたんです。100円で買ってください。」と言ってきたら、

「(気持ち悪い!)いえ結構です。」と

即答で断られます。1軒であきらめる人が95人くらいです。

売れるまで販売する根性のある人は100人に一人くらいだけでしょうね。

(業務命令なら75人くらいは販売するかもしれません)

フリーランスは上司がいないので、ポテトチップスを100円で20個販売する仕事を自発的にしなければならないのです。

絶対にさぼりますね。私には無理です。

利点②サラリーマンはすべてが安定している

どれくらいサラリマンとフリーランスが違うのか比較してみました。

それぞれ長所短所ありますが、今回はサラリーマンを励ます企画なのでサラリーマンの有利な点を中心に書いてます。

サラリーマンとフリーランスの比較

 サラリーマンフリーランス
収入働けば給料が必ず入る成約がなければ0/うまくいけば青天井
社会保障年金など有利な点が多い雇用保険・労災保険なし
仕事内容営業・経理など自分のポジションだけ営業からバックオフィスまですべて一人で実施
福利厚生(有給・退職金・社宅など)充実しているなし

仕事で成果が出ても出なくても給料の変化の幅が小さい

サラリーマンは例え仕事で予算を達成しなくても給料が出ます。当然会社によって違いますが、歩合制であっても、最低限の給料は出ます。

あわせて読みたい。【厳しい!】サラリーマンのお小遣い事情 平均は?内訳は?増やすための方法3選もお読みください。

どんなにさぼっても給料が出る

仕事を全然しない上司や先輩社員ってどこにでもいますよね。

私の上司はずっとツムツムをして、いろんなところに顔を出してずっと話をしているだけお気楽だけど給料は(しっかり働いているつもりの)私の1.5倍以上もらっています。

年金はもちろん退職金までもきっちり出る企業がいまだに多い

サラリーマンの優位性は退職後も続きます。厚生年金と国民年金の2階建ての年金制度、会社によっては退職金がいまだに出る企業が結構多いです。

利点③サラリーマンは余程のことがないと解雇されない

サラリーマンは雇用契約がしっかりとされているのでなかなか解雇されにくいです。

会社の業績悪化や事業所の廃止でも整理解雇するために4つの要件をクリアする必要がある

会社事情で解雇するために必要なこと

  1. 人員整理の必要性があること
  2. 会社が解雇を避ける努力をすること
  3. 解雇をされる人を選別する基準が合理的であること
  4. 解雇する手続きをきっちり行うこと

社員側の原因で解雇される5つの要件

社員側の原因で解雇される5つの要件

  1. 悪質な事件や事故を起こしてしまった場合
  2. 会社の就業規則違反を行った場合
  3. 仕事に対する能力が低い場合
  4. 勤務態度が悪い場合
  5. 病気やケガで業務の遂行ができない場合

そうは言ってもなかなか解雇は難しい

実際は能力が少し足りないや勤務態度が少し悪い程度で解雇はできません。

あくまで会社に多大な損害を与えるミスを連発する場合や、何度注意しても本人に改善する意志がない場合のみ、理論上では可能ということです。

サラリーマンの場合、5つの要件に抵触しない範囲で普通に働いていれば、社員側の原因で解雇される可能性はほぼありません。

しかし、どんな大きな企業でもただ会社の事情で解雇されることはあるかもしれません。

あわせて読みたい。サラリーマン生活に限界を感じていませんか?あなたが生き残る方法についてもお読みください。

まとめ

結局、サラリーマンはなんやかんや言っても、フリーランスより守られている部分は大きいです。

サラリーマンの利点

・利点①サラリーマンは企業の看板で簡単に新入社員でも大きなビジネスができる

・利点②サラリーマンはすべてが安定している

・利点③サラリーマンは余程のことがないと解雇されない

サラリーマンとフリーランスの比較

 サラリーマンフリーランス
収入働けば給料が必ず入る成約がなければ0/うまくいけば青天井
社会保障年金など有利な点が多い雇用保険・労災保険なし
仕事内容営業・経理など自分のポジションだけ営業からバックオフィスまですべて一人で実施
福利厚生(有給・退職金・社宅など)充実しているなし

うざい上司がいるおかげで尻をたたかれて営業成績や業務がうまく回ることもあります。

休日出勤や残業が多くて悩んでいらっしゃるなら転職をして、休日の多い仕事や残業の少ない仕事を探してみましょう。

探すだけならリスクはゼロですよ。

あと思い付きでサラリーマンがラーメン屋をやることだけはやめましょうね。

2年で7割廃業です。しっかり修行を積んで、しっかり学んでもうまくいかない場合が多い過酷な業界です。脱サラは慎重に。

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