家を買うべきか借りるべきかをくじらいもの価値観で考えてみる
今月は好きなことだけ書くことにします。わたくしごとですがくじらいもは45歳になりました。あと15年で還暦だって信じられない。人生はあっという間です。
まだまだ若いつもりでいたけど、中年の後半に入ってきたので、家を買うことについて書くことにする。
40歳になり家を建てる決断をする
転勤族のくじらいもが流浪の民を辞めて、意を決して、家を建てることを決めたのが40歳の時です。もう出世などどうでもよくて単身赴任をせずに家族とずっと過ごすことができる環境を人生の第一優先にしようと決意しました。
僕の所属する会社は全世界転勤、日本国内転勤、各地域転勤、転居のない転勤と選ぶことができます。当然同じ社員資格でも当時の全世界転勤と、現在の転居のない転勤は給料が年収ベースで120万円下がり、社宅制度も対象外になります。そこで家を自分で借りるか、買うかを決める必要が出てきました。
自宅を買うことは負債であることは、「金持ち父さん 貧乏父さん」を過去に読んでいたので知っています。
家を買うメリット
- ローンを完済したら資産が残る
- 社会的に信用が付く
- 自分が好きなように内装や外観を変更できる
家を借りるメリット
- 初期費用が少なくて済む
- 住宅ローンの破綻リスクがない
- 設備メンテナンスなどの費用が少額で済む
- 近所の迷惑住人が出現しても引っ越しがしやすい
住宅ローンはきつい
何千万円という大借金が自分の肩に乗っかってくる。35年ローンで、完済するのが75歳。毎月返済額15万円。これはきついぞ。一方賃貸は今住んでいるところ3DKで月々9万円。引っ越ししてボロボロの安いところでも7万円かかる。さあ、どうする?
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まとめ
結局、8万円差で資産が残る家を購入するという選択をすることになるのですが、結構これがきつかった。家を購入するのに頭金を貯蓄から出すのですが、借金をできるだけ減らしたいので、出せるだけ出した後、現金でしか支払えないものが次から次へと出てきて、最後は僕の貯金が6万円しか残らず・・・。次にもうひとつ何かがあったら支払い不能でした。
あやうく家を購入するまでに破産するというわけのわからない現象が起きかけました。まあ、銀行で追加融資を受ければ現実的に破産は無いのですが・・・。資金計画で、今の生活資金を回すということが完全に抜けておりました。
子供の学校、僕の職場、嫁の職場を考慮して最適の場所を選ぶために、子供の入試が終わってから場所を選定し、関西の某所に古家付きの土地を購入しました。
古家を壊して、気に入った工務店で木が多めの小さい家を建てました。僕は木の家に住みたかったこと。他人との距離感は遠い方がいいこと。が35年ローンのつらさより勝ってしまい新築を購入しました。
さすがに35年は長いので繰り上げ返済をしていくことにするのですが、給料も下がり、繰り上げ返済もしつつ、あんまり考えてなかった固定資産税や子供の授業料、塾代など・・・。出費は増えるばかりで毎日が自転車操業。でも家での生活は快適で最高に気に入っています。
持ち家を買うか、賃貸かどっちがよかったのか結果が出るのは、もう少しかかりそうです。でも僕は持ち家を買わなかったらよかったって思ったことはないです。
家を買わなければよかったと思ったこと
ひとつだけありました。近所に変なおっさんが引っ越してきたこと。どれだけ家や土地を気に入っていても、家をかかえて引っ越すことができない。持ち家のリスクですね。
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